加藤農園
さくらんぼ 剪定&誘引
☆さくらんぼの剪定&誘引☆
さくらんぼ剪定  さくらんぼの剪定誘引ですが、私は栽培を誰かに習った訳では無く、完全に自己流の剪定誘引なのでさくらんぼ産地の農家からすると、『何やっとんじゃ、こいつは?』と言われそうですが、とりあえず果実が収穫できるので、『まあいいか』と開き直って作業しています。(^o^)
個人的には高所恐怖症なので、三脚などを使い高所での作業が多く苦手な作業の1つです。(T_T)
最初に
ひこばい切り取りひこばい切り取り 剪定時だけでは無いのですが、ひこばいと言う根から直接生えた枝を切り取ります。

 ひこばいを放っておくと、作業の邪魔になるだけでなく、生育にも悪影響を与えてしまいます。
剪定
さくらんぼ剪定  さくらんぼの剪定は、出来るだけ枝を切らないようにします。

 実際の剪定は、伸ばしたい枝の先端を切りつめたり、邪魔な枝を取り除く程度に抑えています。

 最低限枝を切ると、後は誘引作業に移ります。
さくらんぼ剪定
剪定鋏の作業は、枝の先端を切り詰めと、芽の整理が主になります。 さくらんぼの剪定では、ノコギリは使用しない方が良いのですが、実際には最低限使用しています。
花芽  さくらんぼの花は毎年同じ場所に咲くのですが、花の咲く基部が年数がたつと伸びていく性質があり、なるべく枝の近くに戻っていくように管理しています。 花芽
若い枝の花芽は、枝の近くにあります。 古い枝の花芽は基部が伸びて、枝から遠くなっています。
花芽 花芽剪定 花芽
1ヶ所に花芽が2つあると、 枝から遠い方を切り落とします。 花芽の位置が少し枝に近づきます。
ペ−スト塗布ペ−スト塗布 なるべく枝を切らない様にしていますが、どうしても切らないと行けない場合もあり、仕方なく切除していますが、太い枝を切り取った時には、切り口に保護剤を塗布しています。

 さくらんぼは、切り口の治癒力が低いため、切り口から病気に感染したり、枯れこむ可能性が高いので、必須の作業になります。
誘引
螺旋杭螺旋杭打ち込み 誘引紐の基点として、ビニ−ルハウスの基礎に使用している、螺旋杭を利用しています。

 螺部杭を地面にねじ込んでいるため、さくらんぼの枝を誘引して、上に引っ張られても抜ける心配がありません。
誘引誘引さくらんぼの枝を、誘引紐を使い枝の向きなどを調整するのですが、基本的には上に伸びたがる枝を、水平方向に倒します。
 
 実際の作業では、枝の勢いを見て個別に角度を調整していきます。
 
剪定終了後 上記の作業を、1本ずつ繰り返して行います。

 個々の作業量は、比較的少ないのですが、垂直方向の移動があり、作業時間は長くなります。

 
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