加藤農園
さくらんぼの病害虫
スカシバ
スカシバの被害 スカシバという虫(多分蛾の仲間だったはずですが・・・。)の幼虫が、幹や枝の中に入り、木を食べてしまいます。

 たくさん発生して、幹の周囲を一回り食害すると、木自体が枯れてしまうこともあります。

 スカシバの種類として、モモスカシバとブドウスカシバと2種類いますが、さくらんぼを食害するのはモモスカシバだと思われます。
ハダニの被害
スカシバの被害で枯れた枝 スカシバにより、木全体が枯死することはまれですが、細い枝の場合は、枯れてしまいます。

 スカシバだけでなく、他の病害虫と合わさると被害が大きくなることもあるので、注意が必要です。
ハサミで削ると・・・スカシバ幼虫 スカシバが入ているところは、虫の糞や木のヤニが出ているため、すぐに判ります。

 糞が出ている場所を、剪定バサミで削ると・・・、スカシバの幼虫が出てきます。
スカシバの対策
捕殺 一番確実な対策としては、幹を削りスカシバの幼虫を、直接捕殺する方法ですが、一度に多く幹を削ると、幹を削ったことにより木が弱ることもあるので、余り多用出来ません。
 その他にもフェロモントラップや、幹に塗布するタイプの殺虫剤もありますが、それぞれ一長一短有り、確実にスカシバを防ぐのは難しいのが現状です。
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