加藤農園
梨-Pear- 二十世紀梨防除履歴
二十世紀防除履歴−2006年−
 二十世紀梨は、黒斑病という病気に非常に弱い為に、梨の中でも防除回数が多い品種です。その他の梨とは防除歴が全く違う為防除履歴も別公開にしています。

 二十世紀梨の防除は、
黒斑病対策が中心になります。標準的な防除回数は、年間22回位ですが、これだけの防除を行っても一般的には、袋をかけた後全体で1割程度、黒斑病の感染により落果します。

 防除の時期ですが、天候や病害虫の発生状況にもよりますが、開花から小袋掛けまでが3日おき、小袋掛け後大袋掛けまでが1週間おき、大袋掛け後収穫までが10日おき、と言うのが基本になります


 病害虫に関して詳しい事は、こちらを御覧下さい。
 使用基準の簡単な説明をします。残留農薬等を考慮して策定されています。
  ●希釈倍数:農薬を希釈する倍数です。
  ●使用期限:収穫前に農薬を散布できる期限です。
  ●総使用回数:1作の間に使用で来る農薬の回数です。
  ※2006年から今まで商品名だった農薬名を、成分名表記に変更しました。

 防除履歴をご覧になる前に、一度は防除履歴の見方をご覧下さい。
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21回目 ◆10月15日◆
フルアジナム水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000〜2,500倍
使用期日:30日
総使用回数:散布1回
摘要病害虫:輪紋病、黒斑病、黒星病、
20回目 ◆9月5日◆
アゾキシストロビン水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000倍
使用期日:前日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病
ジクロルプロップ液剤:2,000倍
希釈倍数:1,500〜2,000倍
使用期日:−
総使用回数:1回
摘要病害虫:落果防止剤
ジノテフラン水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:アブラムシ類、カメムシ類、シンクイムシ類
備考:ジクロルプロップ液剤は、落果防止剤と言って、果実が強風などで落ちるのを防ぐために、収穫1〜2週間前に使用します。 
19回目 ◆8月23日◆
有機銅水和剤:1,200倍
希釈倍数:1,200〜2,000倍
使用期日:3日
総使用回数:9回
摘要病害虫:黒斑病、輪紋病、黒星病
シラフルオフェン水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:2回
摘要病害虫:シンクイムシ類、ハマキムシ類、カメムシ類
テブフェンピラト水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:1回
摘要病害虫:ハダニ類、ニセナシサビダニ
18回目 ◆8月8日◆
シプロジニル水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:21日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病
17回目 ◆7月25日◆
クレソキシムメチル水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,500〜2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:炭疽病、うどんこ病、黒斑病、黒星病
BT水和:1,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:4回
摘要病害虫:ハマキムシ類、ケムシ類
16回目 ◆7月14◆
プロピネブ水和剤:500倍
希釈倍数:250〜500倍
使用期日:45日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ
CYAP水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000倍
使用期日:7日
総使用回数:3回
摘要病害虫:アブラムシ類、シンクイムシ類、ハマキムシ類、クワコナカイガラムシ
テトラジホン水和剤:1,000倍
希釈倍数:500〜1,000倍
使用期日:30日
総使用回数:2回
摘要病害虫:ハダニ類
15回目 ◆6月29日◆
ジチアノン水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000倍
使用期日:60日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病、赤星病、疫病、芯腐れ病(胴枯れ菌)
14回目 ◆6月21◆
プロピネブ水和剤:500倍
希釈倍数:250〜500倍
使用期日:45日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ
トルフェンビラド水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:2回
摘要病害虫:シンクイムシ類、アブラムシ類、ハダニ類、ニセナシサビダニ
13回目 ◆6月10日◆
ジラム・チウラム水和剤:500倍
希釈倍数:500倍
使用期日:45日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、赤星病
12回目 ◆6月1日◆
クレソキシムメチル水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,500〜2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:炭疽病、うどんこ病、黒斑病、黒星病
ホスビット乳剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:7日
総使用回数:5回
摘要病害虫:ハマキムシ類
11回目 ◆5月23日◆
有機銅水和剤:1,000倍
希釈倍数:800〜1,000倍
使用期日:3日
総使用回数:9回
摘要病害虫:黒斑病、輪紋病、黒星病
10回目 ◆5月18日◆
ポリオキシン水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000倍
使用期日:前日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒斑病、うどんこ病
備考:降雨が続いているので、今回は緊急に防除しました。 また雨の合間の散布のため、薬害が出にくい薬を単用で使用しました。
9回目 ◆5月14日◆
イミアクタジンアルベジル酸塩水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病
酸化フェンブタスズ水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:7日
総使用回数:2回
摘要病害虫:ハダニ類
8回目 ◆5月9日◆
有機銅水和剤:1,000倍
希釈倍数:800〜1,000倍
使用期日:3日
総使用回数:9回
摘要病害虫:黒斑病、輪紋病、黒星病
ポリオキシン水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000
使用期日:前日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒斑病、うどんこ病
ジノテフラン水溶剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:アブラムシ類、カメムシ類、シンクイムシ類
7回目 ◆5月6日◆
有機銅水和剤:1,000倍
希釈倍数:800〜1,000倍
使用期日:3日
総使用回数:9回
摘要病害虫:黒斑病、輪紋病、黒星病
フェナリモル水和剤:4,000倍
希釈倍数:3,000〜4,000倍
使用期日:21日
総使用回数:3回
摘要病害虫:うどん粉病、黒星病、赤星病
備考:殺菌剤を混用していますが、黒斑病と赤星病と、それぞれ薬効の違う殺菌剤を使用してためです。
6回目 ◆4月30日◆
イミアクタジンアルベジル酸塩水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病
ダイアジノン水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,000〜1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:6回
摘要病害虫:クワコナカイガラムシ(若令幼虫)、ハマキムシ類、アブラムシ類、ナシグンバイ、アメリカシロヒトリ、モンシロドクガ、
        ナシヒメシンクイ
5回目 ◆4月25日◆
イプロジオン水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,000〜1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒斑病
4回目 ◆4月21日◆
有機銅水和剤:1,000倍
希釈倍数:800〜1,000倍
使用期日:3日
総使用回数:9回
摘要病害虫:黒斑病、輪紋病、黒星病
ポリオキシン水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000倍
使用期日:前日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒斑病、うどんこ病
備考:殺菌剤を混用していますが、一つは耐性菌対策で、もう一つは混用した方が、殺菌剤の薬効が高くなるためです。
3回目 ◆4月18日◆
シプロジニル水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:21日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病
2回目 ◆4月14日◆
ジラム・チウラム水和剤:500倍
希釈倍数:500倍
使用期日:45日
総使用回数:5回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、赤星病
ダイアジノン:水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000〜1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:6回
摘要病害虫:クワコナカイガラムシ(若令幼虫)、ハマキムシ類、アブラムシ類、ナシグンバイ、アメリカシロヒトリ、モンシロドクガ、
        ナシヒメシンクイ
1回目 ◆4月12日◆
プロピネブ水和剤:500倍
希釈倍数:250〜500倍
使用期日:45日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ
DMTP水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,500〜2,000倍
使用期日:7日
総使用回数:3回
摘要病害虫:シンクイムシ類、アブラムシ類、クワコナカイガラムシ、ナシホソガ、カメムシ類、ナシチビガ
備考:クワコナカイガラムシの発生が見られたので、殺虫剤を使用しました。 
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