加藤農園
栽培方針
美味しい作物をつくるぞ〜
 一言で表現すると、こうなります。

 加藤農園は、個人経営ですので、大規模経営と違い小回りのきく経営を行っていき農産物の栽培時に手間暇を惜しまず、愛情込めて栽培しています。

 経営規模が大きくないので、面積あたり又は果物1本ずつに気を配って栽培できます、大規模経営で効率化と言えば、聞こえは良いのですが、結局は流れ作業になり細かい所まで目が届かないのが実状です

 以下では、個別の栽培方針の紹介をします、文字ばかりで地味なペ−ジですが、1度は目を通して下さい。
病害虫の防除の方針
 人間も病気になる様に、植物も病害虫が発生しますが、特に農産物は、食味や生産性の向上を目的に品種改良してあるため、基本的には病害虫に弱くなります。

 加藤農園では、農産物を健全に育てる事により免疫力を高め、病害虫が付き難くなる様に栽培をしていますが、いくら健康に育てても100%病害虫の発生を防ぐ事は出来無い為、やはり農薬の使用が必要となります。

 人間も病気の時は、病院に通院したり薬を飲んだりするのと考え方は一緒です。

 世の中には無農薬栽培できる人もいるかも知れませんが、現時点で私には出来ません、但し農薬の使用回数を少なくする様に努力はしています、特に果樹栽培では一部の品種を除き、現時点で農薬の使用なしでは栽培は不可能だと思います。

 野菜に関しては、時には無農薬での栽培も可能ですが、栽培面積が大きくなるとどうしても病害虫の発生する確率が高くなり、何年も継続して無農薬栽培というのは難しいと思います。

 当然、農薬の使用にあたり使用基準の厳守、又使用期限切れの農薬は農協を通して処理業者に処分して貰っています。
肥料についての方針
 最近はEMボカシ等の有機質肥料の使用と、堆肥や草等の有機質資材の投入して、化学肥料に頼らない栽培を心がけています。
 化学肥料は基本的に使用しない方針ですが、以下の肥料などに化学肥料が少量添加されている事に最近気がついたので、ここで紹介しておきます。
マリンカル サンライム エコマグ
 今まで石灰肥料として、マリンカルというカキ殻を粉砕した肥料を使用していましたが、この肥料には5%ほど化学合成した苦土(Mg)が添加されている事に気がつきました。

 そこで果樹では2004年から野菜は2005年から、カキ殻100%のサンライムと言う肥料に、天然の苦土肥料のエコマグを混ぜて使用する様に切り替えています。
与作N150 野菜の播種用の土として使用している、与作N150と言う培土ですが、1袋中(15Kg)化学肥料が、やく100gほど入っています。

 通常10a当たり、1袋程度使用します。(接ぎ木苗の場合は2袋使用)

 最近の野菜の種は高価なため、発芽率の高い与作N150を、他の培土に切り替えるのは難しいのが現状です。
梨の栽培方針
 梨は耐病性の品種を積極的に導入して、防除(農薬散布)回数の低減、有機質肥料の投入、除草剤の不使用、等を中心に中心に栽培しています。

 また草生栽培や暗渠排水等も含めた土壌管理で、かんばつや長雨などの天候の変化による、果実品質の低下を軽減する様にしています。

 果実の収穫時には、美味しい果実を食べて貰える様に、早もぎをせずに樹上で完熟させ収穫しています。(収穫が3日くらいの違いでもかなり味が違います)
 
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サクランボの栽培方針
 雨よけをかねてのハウス栽培で、加えて暖房機による加温を行い促成栽培(収穫を早める栽培方法)を行っています。

 梨と同様の、肥料や排水などの土壌管理を行い、果実の品質を天候に左右されない様に栽培する。

 防除を機械散布せず、ホ−スと専用のノズルを使い人力で行い、農薬の掛けムラを減らし結果的に農薬の使用量を減らし、除草剤は使用しない。
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野菜の栽培方針
 耐病性の品種や接ぎ木等で、農薬の使用を出来る限り抑えての栽培、野菜の場合は雑草を抑える為にマルチ栽培を行い、通路などにはワラや飼料袋(紙製)を敷き詰めて、雑草の発生を防ぎます。

 EMボカシや各種有機質資材の投入で品質の向上を図る。
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