加藤農園
独り言
 
毒蛾発生に思うこと
チャドクガが発生した椿 庭に植えてある椿にチャドクガの幼虫が大量に発生して、酷い所は葉が枯れてしまいました。

 椿の葉が枯れる程度なら良いのですが、うかつにチャドクガの幼虫に触れると、激しくかぶれてしまうので、家庭用のスプレ−式殺虫剤で駆除をしました。
チャドクガ幼虫 殺虫剤噴射 落ちるチャドクガ幼虫
 チャドクガの幼虫は毛に毒があり、直接触らなくても毛が風に飛ばされ、それによりかぶれることもあるくらい強力な毒を持っていますが、チャドクガ自体は薬剤の抵抗力が無いので、殺虫剤で簡単に死んでしまいます。

 農作物に発生した場合には、家庭用のスプレ−式殺虫剤などは使用できませんが、庭木なので使用してみました。

 今回チャドクガにスプレ−式殺虫剤を使用してふと思ったのですが、最近農作物の残留農薬を気にする人は増えてきましたが、残留農薬を気にする人も台所など食品を扱う場所で、スプレ−式殺虫剤を平気で使用している人が結構いるような気がします。

 正直なところ農薬よりもスプレ−式殺虫剤の方が、殺虫力が強いように思いますが台所などで使用しても気にならないのか不思議です。

 またスプレ−缶の説明を見て疑問に感じたのが、人に優しい無香料と書いてありましたが、匂いは無くても殺虫成分は一緒なので、かえって人が吸い込む可能性が高くなるのではと感じました。
(農薬は誤飲などを防ぐために、わざときつい匂いやどぎつい色を付けた物があります)

  上手に使えば便利の良いスプレ−式殺虫剤ですが、時と場合を選ぶ必要があるように思います。
トップペ−ジに戻る 独り言メニュ−へ