接蝋 |
穂木のロウ揚げには、接蝋と言う商品名のロウを使用します。
本来の使用方法は接ぎ木時に、接ぎ木した場所に塗布する物ですが、私の所ではロウ揚げに使用しています。
※現在は接蝋の販売先が、廃業してしまい入手不能になっています。 |
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穂木の準備 |
接ぎ木に使用する枝は普通、剪定で切り取った枝を使用しますが、枝が太すぎたり細すぎたりすると、接ぎ木作業が難しくなったり、穂木の活着率が低下します。 鉛筆程度の太さの枝が、適当な太さと言われています。
蝋上げの下準備として、剪定枝を、1〜2芽間隔で切り離しておきます。 |
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ロウの準備 |
ロウ揚げとは溶かしたロウで、穂木をコ−ティングする作業ですが、ロウを溶かす時直接火に掛けると、ロウが焦げたり最悪の場合発火する可能性があるため、お湯を沸かした鍋の中に、ロウの入った鍋を入れて湯煎して溶かします。 |
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ロウ揚げ |
ロウが溶けると先程準備した穂木を、2秒くらいロウに漬けて取り出せば完了です。 |
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仕上がり |
ロウ揚げが完了すると、ロウが穂木を完全に覆ってしまうので、枝の切り口から水分が蒸発するのを抑えることが出来ます。
後は気温によって芽が発芽しないように、冷蔵庫の野菜室で保存します。 冷蔵庫で保存すると5月上旬頃まで、接ぎ木が出来る状態で保存できます。 |
←この写真は、ロウ揚げ前と後の穂木の様子です。 ロウ揚げ後の穂木が、ロウで覆われている様子が分かると思います。(クリックすると拡大するので、分かり易いと思います。) |
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