加藤農園
荷作り
梨の荷作り
梨の箱 収穫した梨を、販売するため荷作りを行うのですが、共同選果場に出荷する物と個人での出荷があるのですが、以下では個人での荷作り方法を紹介します。


選果
袋取り作業 収穫してきた梨は袋を破り、古い卓球台の上に並べていきます 。

 この時果実に傷が付かない様に、卓球台の上には毛布を敷いておきます。
 
ヘタ切り 次ぎに台に並べた梨のヘタを、専用の鋏で切り取っていきます。

 ヘタを切り取った後で、病気や虫食いなどの二級品の果実を取り去ります。
箱の組み立て
箱組み立てようの台 箱組み立て 箱組み立て
 梨を詰める箱を組み立てるのですが、その際には木製の台の上にダンボ−ル箱を載せて、ボクサ−と呼ぶホッチキスの親玉でダンボ−ル箱の裏側を止めていきます。
ボクサ−ボクサ−の針 これが梨の箱を組み立てる時に使用する、ボクサ−という道具です。

 銅製の針は大きさが違うものの、ホッチキスの針と同じ形をしています。
箱詰め
 箱詰めの方法は、トレイを使用する物と、フル−ツキャップを使用する方法があります。 以下でそれぞれの詰め方の説明をします。
梨用トレイ トレイに詰めた梨 重量の測定
 まずはトレイを使用する方法ですが、これは選果しておいた果実を、トレイと呼ぶ専用の容器に並べていく方法です。 この方法だと果実が綺麗に並び隙間無く詰められます。

 トレイの穴の大きさに合わせて、果実を並べていくので短時間で荷作りができるのですが、同じ位の大きさの果実が少ないと荷作りができない事があります。

 最後には、確認のため秤に載せて箱の重さを確認します。
重量の測定 フル−ツキャップをはめた梨 箱詰め、フル−ツキャップ使用
 これはフル−ツキャップと言うネットを使用して箱詰めする方法で、荷作り時の箱数が少ない時や、果実が大きい時に用います

 基本的には、箱詰め前に果実の重さを量り、その後果実一つ一つにフル−ツキャップをはめていき、箱詰めします。

 果実の大きさによっては、箱と果実の間に隙間ができるので、箱の中で果実が動いて傷まない様に、緩衝材を必要最小限詰めます。
箱詰め 果実を詰め終わると、ボクサ−でフタを止めて箱詰め作業は終了です。
発送
ヤマト運輸集荷集荷 箱詰めした梨は、一部例外はありますが、ほとんど宅急便などによる地方発送で販売しています。
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