加藤農園
使用資材
使用資材の紹介
 加藤農園で栽培時に利用している主な資材を紹介します、これらの資材は、肥料や作物の生育を補助する為に使用しています。

 植物も人間と一緒で健全に育てれば、免疫機能が高まり結果的に、病害虫の被害が減少し、作物自体の品質も向上します。

  
菜種油かす
資材の選択基準
 農業用資材は沢山あり、事実加藤農園にも色々な業者がセ−ルスに来園しますが、全ての資材を使用するわけにはいかないので、最低限の基準を持っています。

 基本的には以下の三点です

 @ 効果のあるもの(当たり前ですが)
 A 価格があまり高価でない(あまり高価だと、コスト的に厳しいので)
 B 効果を必要以上に宣伝しているもの(具体的には、「これさえ使えば、無農薬栽培が出来ますよ。」とか言われると。)

 @とAは、上記の通りですがBについて補足しておきます。
 これは極端な例ですが、以前某資材(名前は伏せます)について業者が、「これを使うと、今まで使用してきた農薬が全て分解されて、無農薬状態になります。又農薬を分解する為、農薬を散布する機材が2台必要になります。」と言って来た事がありますが、そんな分け無いので、相手にせず帰した事がありますが、この資材の生産者の連絡先を、たまたま知っていたので確認すると、「農薬を分解する様な事はありません」とのことでした、資材自体は結構良い物みたいで、「物は良いよ」という話は時々聞きますが、前述の件があった為、いまだに利用はしていません。

 どちらにしても、一回は少しだけ試験的に使用してみて効果を確認してから、利用する様にしています。
 
利用時の注意
農家の方や、家庭菜園等で作物を栽培されている方はお読み下さい。
 
 紹介している各資材は、加藤農園では試験栽培などを行い、効果を確認して利用していますが、作物の種類や地域によっては、同様の効果が発揮されない場合や効果がない事も考えられます、又使用方法を誤ると作物に障害が出る事態も考えられます。使用される場合は個人の判断と責任で使用して下さい。
EM菌
EM菌
 植物の生育に役立つ菌類の総称で、農業以外の分野でも利用されています。

 一般に菌と聞くとイメ−ジが良くありませんが、酒や納豆などを作る時に利用されている様な有効な菌類のことで、加藤農園ではEMボカシを作るのに利用しています。

 EMボカシを連続して使用していると、窒素をよく吸収する様になるので、施肥量が少なくても済む用になり、梨では普通年間4回位に分けて施肥を行いますが、一部の品種を除き一回しか施肥をしていませんし、野菜の連作障害も軽減しています。

 EM菌に関して詳しい事が知りたい人は、コチラのホ−ムペ−ジをご覧下さい。
     『 (有)熱帯資源植物研究所
 』
ステビア
 ステビアは菊科の植物でよく甘味料として食料品に添加されています、加藤農園では農産物の品質向上の為に、パウダ−を野菜の施肥時に覆土後に施用したり、施肥時に肥料と一緒に散布して使用しています。

 当初は野菜のみ使用していましたが、最近は果樹でも施肥時に利用しています。

 ステビアに関して詳しい事が知りたい人は、コチラのホ−ムペ−ジをご覧下さい。
           『 (株)ジェイビ−ビ−アグリシステム
 』     
ステビアパウダ−
追記
 加藤農園では、EMボカシを肥料として、ステビアパウダ−を品質改善用に使用していますが、この2つを併用していると野菜に発生する根瘤病と言う病気があるのですが、この病気の発生が減少傾向になりました。

 他の農家でも同様の傾向が見られますが、両方を同時に使用している場合に限られています。
重曹
重曹
 これも食品添加物ですが、特定農薬に指定されています。

 トマトの葉カビ病に対して効果があり、人への安全性も証明されています。
酒類
 人間も適量飲めば健康に良いという位なので、試しに野菜に100倍程度に水で薄めた散布してみた所、想像以上に生育が良かったので継続して散布しています。

 今の所主に野菜に対して使用していますが、最初は養命酒を使用していたのですが、費用的な問題で現在は主に日本酒を使用しています。

酒
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酢類
 健康に良いと言うので、酢を飲んでいる人もいますが、加藤農園では純米酢を100倍程度に水で薄めて野菜に散布しています。

 但し、酸性なので施設の金属部分を腐食させる可能性がありますし、話を聞いた近所の人が、うっかり薄めずに野菜に散布して、野菜を枯らした事もあるため、使用時には注意が必要です。
燻炭
 見ての通り籾殻の炭です。野菜苗用の床土に使用したり、畑にすき込んだりして利用しているのですが、燻炭に限らず炭は表面に小さな穴があり、そこに肥料分や水分を貯蔵するため、肥料持ちが良く保水力のある良い土になります。

燻炭
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