加藤農園
ハチミツ採取
ハチミツ採取
燻煙処理 梨やさくらんぼなど果樹類の受粉に使うために、日本ミツバチを飼っているのですが、巣箱一杯にハチミツが溜まったため1部ハチミツを採取しました。

人間が食べる目的もありますが、冬までに巣箱がハチミツで一杯になると、ミツバチがハチミツごと広い場所に移動する事があるため、ミツバチの引っ越しを防ぐ意味もあります。

巣板取り出し
日本ミツバチはおとなしいのですが、念のため煙で燻しておとなしくさせます。 余り日本ミツバチに刺されることは無いのですが、やはり目を刺されると困るので、顔だけは網で防御します。
このドラム缶みたいな道具で、遠心力を使い蜂蜜を集めます。

 このハチミツを取る機械はかなり古い物で、数十年以上前の物ですが、さび付いてもおらずハチミツを集めることが出来ました。
採蜜器
私が小学生の頃から使用していた年代物です。
巣箱から取り出した巣板はハチミツの入った部屋にフタがしてあるので、最初に下処理としてフタの部分を削り取ります。

下処理の終わったを巣板採蜜器に入れて、回転させることで遠心力でハチミツが巣穴から出て、装置の底に溜まっていきます。
巣板下処理 採蜜器 採蜜器回転 集まったハチミツ
ハチミツ  最後に装置下部に付いている口を開き、ハチミツを容器に移します。

 日本ミツバチは性格はおとなしいのですが、スズメバチなどの外敵に襲われたり巣箱に不具合があれば、簡単にいまの巣を捨てて新しい場所に巣を作るため、本格的な養蜂には向いていません。

 ただ採れるハチミツは日本蜂の方が、西洋蜂のハチミツよりも濃厚だと言われています。 
注ぎ口を大きく開けると、巣のかけらなどのゴミが入るので、網でこしてハチミツだけを集めます。
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