広島県北部は、海から距離があり、中国山脈と四国山地に挟まれた、地形的に台風に被害を受け難い場所なのですが、さすがに今回は、収穫直後の梨が落果するなどの被害を受けました。
広島市内で、観測史上最高の最大瞬間風速を、記録したそうですが、確かに強風が吹きましたが、(13年前の台風19号以来) 被害の少なさにほっとしました。
この情況は、台風のピ−ク(午後3時頃)が過ぎて、風が収まってきた、午後4時過ぎに確認した情況です。
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梨園の様子 |
今回の台風で、一番被害の大きかったのが梨ですが、不幸中の幸いで、全体の一割程度が落果しただけで済みました。
台風の規模からすると、この程度で済んで良かったと思っています。
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その他の被害 |
一番風の強い時間帯には、野菜を栽培しているビニ−ルハウスが、強風に煽られて上下に軋んでいて、いつ倒壊してもおかしくない情況でしたが、何とか持ちこたえました。
ただ、ビニ−ルを取り外していた、ハウスの戸が一部壊れてしまいました。
また、花壇の花が千切れて飛ばされていたり、プランタ−がひっくり返っていたりしたので、改めて風の強さを実感しました。 |
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台風18号の被害状況−続報− |
台風通過から一夜明けて、改めて台風被害を確認しました。 市役所によると、今回の台風での道路・建物・施設等の被害は、少なかったみたいですが、倒木が相当の数見られてそうです。
道路に倒れた木は、7日中に片付けたそうですが、ガ−ドレ−ルが変型するなど、相当の被害が出たみたいです。 その他にも、観光施設に植えてある木が、かなりの数倒伏していました。 |
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梨被害の詳細 |
台風により落果した梨は、多い所で3割程度、少ない所では一本当たり3〜5個程度の落果でした。
ト−タルでは、当初の見当通り1割程度の落果でした。 直接確認したわけではありませんが、地元の安芸高田市内、で梨を栽培している農家の中には、半数近く梨が落果した農家もあるみたいで、改めて台風の風の強さに驚かされました。
またごく一部の果実が、風に煽られて擦り傷が付いた物があり、商品価値が低下します。
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落果した梨ですが、バイトや近所の人に回収して貰い、食べられる梨は持って帰って貰い、食べられない梨は、放っておくと病気感染源になる恐れがあるため、穴を掘り埋めてやりました。 |