☆最新のとんどの様子 |
私たちの地域では、とんどと呼んでいますが、ドンドと呼ぶ地域もあるみたいです。 (以下では、とんどで統一しています。)
とんどの準備や、本番の様子を紹介します。 |
準備 |
準備はもちろん竹を切って、運搬する所から始めます。
組み立て予定の場所に、木ぎれなどを集めておき、その場所に支柱を立てます。
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集めた竹の中から、太くて大きい竹を選び支柱にします。 竹の交点を番線で縛り立ち上げ、動かなくするため足下に杭を立て固定します。
支柱を固定した後、竹を中に入れていくのですが、形を整えるために支柱の中程に番線を巻いていきます。 |
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竹で組んだ支柱の中に、竹を詰め込んでいきます。
最初の内は、簡単に竹を差し込んでいけるのですが、中が詰まってくると竹を差し込むのも一苦労です。
広島県北部のとんどは、細かい形は違う所もありますが、特に飾り付けなど無いシンプルな物が多いようです。
私の地区のとんどは、参加人数の割りには、大きい物を作っています。
午前中で、準備が終わります。 |
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点火 |
いよいよ昼過ぎには、とんどに火を付けるのですが、竹が生のため火がつきにくいので、灯油を根元に撒いておいて、バ−ナ−で点火します。
以前は夕方から火を付けていたのですが、なかんか完全に鎮火しないので、安全のため昼の間に火を付ける様にしています。 |
お楽しみ? |
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子供より大人の方が多く参加しているため、注連飾りや書き初めを焼いた後は、竹で酒をわかしたり餅や肉などを焼き、宴会状態に早変わりします。
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もっとも子供の方も、堂々と火遊びが出来るため、大人達とは離れた場所で、一ヶ所に集まり必死に遊んでいました。 |
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