加藤農園
野 菜 床土作り
床土の作り方
 販売用・栽培用に関わらず、野菜の苗を育苗する為の土は畑の土を使わず、まさ土をベ−スにブレンドして自分で作ります。

 なんでこんな、めんどくさい事をするかと言えば、一つは畑の土を使用すると土壌病害の発生する可能性があるためと、苗の肥培管理が簡単になるためです。

 実際の作り方を、以下で説明します。
床土の山
床土の材料
まさ土 バ−ク堆肥 燻炭
 まさ土をベ−スに、バ−ク堆肥、石灰、肥料、燻炭をしようします。

 まさ土は地元の土建業者から、バ−ク堆肥は地元の酪農家からそれぞれ購入して、燻炭は籾殻を貰ってきて自分で作っています。
撹拌
肥料投入  上記の材料を、コンクリ−トミキサ−で撹拌してやります。撹拌の時間が短いとムラに混ざり、反対に撹拌時間が長すぎると団子状になるため、撹拌時間のタイミングが大切です。
撹拌終了 以前はこの作業を、地面の上に素材を置いて、耕耘機で混ぜていたので大変でしたが、コンクリ−トミキサ−の使用で、作業が簡単になり土も綺麗に混ざる様になりました。
完成
完成した床土  こうして完成した床土ですが、材料の中に肥料とだけ表記してありますが、実は栽培用と販売用の苗で肥料の種類が違います。

 栽培用の場合はお約束のEMボカシを使用していますが、販売用苗に使用する肥料は化学肥料を使用しています。
 以前にEMボカシを使用していた事もあるのですが、苗を販売して貰っている店から野菜苗の、葉色が悪く売れ行きが悪いと言われたので、仕方なく現在は化学肥料を使用しています。
ポット入れ
床土ポット入れ 完成した床土は、一部の例外を除きポットに入れて苗を植え付けます。

 バ−ク堆肥等、使用している材料を変更した場合は、最初少しだけ作成して野菜の種を播き発芽試験を行います。これは成分によっては発芽しない事があるための確認作業です。
トップペ−ジに戻る