さくらんぼに限らず、果樹全般に発生する病気です。 この病気は植物では珍しい、細菌性の病気で、主に根にコブを作り、そのコブを栄養にして繁殖していきます。
名前からすると、非常に恐ろしそうな病気ですが、実際にはこの病気だけで、木が枯れる様な事はありませんが、他の病害虫と合わせ技により、木が枯れることもあり油断は出来ません。 |
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根頭癌腫病のコブを、根からもぎ取った所ですが、コブと根がくっついていた部分の組織が生きていることが判ります。
このようなコブが、あちこちに出来るため、さくらんぼの木は大変だろうと思います。
元々私の地区には無かった病気ですが、さくらんぼの苗木に付いて来た物と推測しています。 今では一部、梨にも発病が認められます。 (T_T)
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根頭癌腫病の対策 |
正直の所、根本的な対処方法は無いのですが、同じく根頭癌腫病に悩まされている、バラ農家から話を聞いたところでは、私の地域では『カタバミ』と呼んでいる雑草が繁殖すると、根頭癌腫病が抑制されると言う事でした。
元々さくらんぼのハウス内に生えていたので、試しにカタバミを増やしてみたところ、予想以上に効果がありました。(完全に、撲滅する訳ではありませんが。) |