加藤農園
梨の病害虫
赤星病
 赤星病は、正直そんなに驚異になる様な病気ではないのですが、病班が特徴的な梨の病気です。 また赤星病という名前ですが、病班の色は赤と言うよりはオレンジ色をしています。

 夏季には梨に感染して、冬期にはビャクシンやニセアカシヤの木に感染するのを、繰り返しています。
赤星病の病班
赤星病病班初期 赤星病病班後期
 赤星病の発生始めは、オレンジ色の病班が現れます。 その後病班が膨れ始め、だんだん突起ができはじめます。 突起が伸び始めると、色が段々白っぽくなってきて、最終的にはコンペイトウみたいな形状になります。
赤星病の対策
 赤星病には、非常に効果の高い農薬があり、GW前後に一回散布しておくと、ほぼ発生が抑えられ、たとえ発生しても梨の生育に問題ない程度で済みます。

 ただし、適時防除を行わないと、赤星病が多発して、梨の木の勢いが衰える位の被害が起きる事があります。 実際にある産地では、赤星病の防除を行わないため、赤星病が多発して梨の木が枯れそうな位の被害が起きているそうです。
梨の病害虫に行く
トップペ−ジに戻る