灰星病は名前の通り、果実に灰色をしたカビが生える病気です。 それにしても、植物の病気名は、色+星病という名前が多い様な気がします。(どうでも良い事ですが。)
この病気は主に果実に現れ、発生は天候に左右されます。 具体的には雨が多く湿度が高いと、発生率が非常に高くなります。 |
|
|
灰星病と言っても灰色のカビが、星形に出るわけでは無いのですが、たまには本当に星形にカビが生えることもあります。
正直ちょっとビックリしました。 |
|
灰星病の病班 |
|
|
|
|
|
発生初期は、幹部が黄色く変色して、やがて灰色のカビが生え始めます。 |
|
これが典型的な、灰星病の症状です。ぶつぶつしたカビの固まりが、増えていきます。 |
|
症状が進行すると、果実の養分がカビに吸収され、果実はひからびてきます。 |
|
灰星病は、果実の裂果部分など傷や、感染果実のカビに触れている場所から、感染が広がっていきます。
降雨が続くと、感染するペ−スが上がっていきます。 |
灰星病の対策 |
農薬の散布による防除も行いますが、灰星病を防ぐと言うよりは、感染のスピ−ドを抑える程度の効果しかありません。 |
|
感染源を減らして、病気が広がるのを抑えるため、果実収穫時にビニ−ル袋を携帯して、病気の果実を袋に入れ、園外に持ち出します。 |
|
|
園外に持ち出した病果は、深い穴を掘り地面に埋めます。 さすがの灰星病菌も、ここまですると空気中に出る事が出来なくなります。 |