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二十世紀梨防除履歴 |
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二十世紀防除履歴−2004年− |
二十世紀梨は、黒斑病という病気に非常に弱い為に、梨の中でも防除回数が多い品種です。その他の梨とは防除歴が全く違う為防除履歴も別公開にしています。
二十世紀梨の防除は、黒斑病対策が中心になります。標準的な防除回数は、年間22回位ですが、これだけの防除を行っても一般的には、袋をかけた後全体で1割程度、黒斑病の感染により落果します。
防除の時期ですが、天候や病害虫の発生状況にもよりますが、開花から小袋掛けまでが3日おき、小袋掛け後大袋掛けまでが1週間おき、大袋掛け後収穫までが10日おき、と言うのが基本になります。
病害虫に関して詳しい事は、こちらを御覧下さい。 |
使用基準の簡単な説明をします。残留農薬等を考慮して策定されています。
●希釈倍数:農薬を希釈する倍数です。
●使用期限:収穫前に農薬を散布できる期限です。
●総使用回数:1作の間に使用で来る農薬の回数です。
防除履歴をご覧になる前に、一度は防除履歴の見方をご覧下さい。 |
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摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ |
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摘要病害虫:シンクイムシ類、アブラムシ類、クワコナカイガラムシ、ナシホソガ、カメムシ類、ナシチビガ |
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備考:普通はこの時期に殺虫剤は使用しないのですが、クワコナカイガラムシの発生が見られる為使用しました。 |
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備考:殺菌剤を混用していますが、一つはポリオキシンの耐性菌対策で、もう一つは混用した方が、ポリオキシンの薬効が高くなる為です。 |
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摘要病害虫:アブラムシ類、カメムシ類、シンクイムシ類 |
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備考:黒斑病防除は必須、赤星病の防除適期、アブラムシ・カメムシ・ハダニの発生が見られる時期の為、各対策の為の防除です。 |
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備考:ファイブスタ−は、微生物農薬(BT剤)です。(パチルス・チュ−リゲンシス菌の生芽胞および産生結晶毒素)、相変わらず、黒斑病防除は必須です。 |
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摘要病害虫:クワコナカイガラムシ(若令幼虫)、ハマキムシ類、アブラムシ類、ナシグンバイ、アメリカシロヒトリ、モンシロドクガ、
ナシヒメシンクイ |
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備考:小袋掛けの最中です。掛け終わると少し、防除の間隔が開きます。 |
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摘要病害虫:リンゴハダニ、ミカンハダニ、カンザワハダニ、ナシサビダニ |
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備考:ハダニ類は、油断しているといつの間にか発生しているため、こまめな防除が必要となります。 |
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備考:アブラムシが、かなりの数発生していたので、アブラムシの対策です。 |
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摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ |
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摘要病害虫アブラムシ類、シンクイムシ類、ハマキムシ類、クワコナカイガラムシ |
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備考:サイアノックスの、使用期限は7日となっていますが、これは有袋栽培の場合で、無袋栽培の場合には、使用期限は45日となります。 |
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備考:乾燥高温になると、ダニ類が繁殖してくるので、ダニ類の防除時期です。 |
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摘要病害虫:アブラムシ類、シンクイムシ類、ハマキムシ類、ナシグンバイ、ナシホソガ、ナシチビガ、カメムシ類、
アメリカシロヒトリ、クワコナカイガラムシ |
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備考:今年はカメムシの発生が多いので、しつこく防除をしています。 またスミチオンの使用期限は、有袋栽培用の基準で、無袋栽培の場合は21日になります。 |
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備考:相変わらず、黒斑病対策ですが、これだけ防除を繰り返しても、黒斑病による被害で果実が落果しています。 |
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備考:ストッポ−ルは、落果防止剤と言って、果実が強風などで落ちるのを防ぐために使用します。 また使用期限ですが、収穫14〜7日前に散布するようになっています。
今回は、薬液を送るパイプが外れたため、通常の防除より3倍位時間がかかり大変でした。 |
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摘要病害虫:シンクイムシ類、ハマキムシ類、ナシチビガ、アブラムシ類、ハダニ類、カメムシ類 |
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備考:今年はカメムシの発生が多いので、しつこく防除をしています。 収穫前の防除は、これが最後です。 |
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摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ |
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備考:今回の防除が、今年最後の防除になると思います。収穫後に防除する事により、越冬する病原菌の密度を下げる事ができます。 |
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