加藤農園
梨-Pear- 梨防除履歴
梨防除履歴−2007年−
 梨の防除履歴ですが、ゴ−ルド二十世紀など、黒斑病に耐性のある梨を中心に栽培している為、病気よりはむしろ害虫の防除がメインになってきます。

 最近では、アブラムシの発生が多い為に、アブラムシに対する防除が重要になっています。また年によってはカメムシが大量に発生する事もあるのでカメムシの防除も重要になります。

 病気に関しては、幹に感染する胴枯れ病や輪紋病、幸水梨の黒星病の発生が見られる為、これらの防除も行っています。

 ◆摘要品種◆:愛甘水、幸水、秋栄、おさゴ−ルド、ゴ−ルド二十世紀、新興


 病害虫に関して詳しい事は、こちらを御覧下さい。
 使用基準の簡単な説明をします。残留農薬等を考慮して策定されています。
  ●希釈倍数:農薬を希釈する倍数です。
  ●使用期限:収穫前に農薬を散布できる期限です。
  ●総使用回数:1年間に使用で来る農薬の回数です。
  ※2006年から今まで商品名だった農薬名を、成分名表記に変更しました。

 防除履歴をご覧になる前に、一度は防除履歴の見方をご覧下さい。
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11回目 ◆10月28日◆
チオファネ−トメチル水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000〜1,500倍
使用期日:前日
総使用回数:6回
摘要病害虫:黒星病、うどんこ病、輪紋病、ふらん病、芯腐れ病、胴枯れ病
備考:梨の収穫は全て終了しています。
10回目 ◆9月10日◆
アゾキストロビン水和剤:1,000倍
希釈倍数:1,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病
シベルメトリン水溶剤:1,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:ナシチビガ、アブラゼミ、シンクイムシ類、カメムシ類、アブラムシ類、ハマキムシ類
ジクロルプロップ液剤:1,500倍
希釈倍数:1,500〜2,000倍
使用期日:−
総使用回数:1回
摘要病害虫:落果防止剤
備考:ジクロルプロップ液剤は、落果防止剤と言って、果実が強風などで落ちるのを防ぐために、収穫1〜2週間前に使用します。 
9回目 ◆8月7日◆
ピラクロストロビン・ボスカリド水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒斑病、黒星病、輪紋病
ジノテフラン水溶剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:アブラムシ類、カメムシ類、シンクイムシ類
8回目 ◆7月24日◆
キャプタン・ホセチル水和剤:500倍
希釈倍数:400〜800倍
使用期日:14日
総使用回数:3回
摘要病害虫:輪紋病、黒斑病
シラフルオフェン水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:2回
摘要病害虫:シンクイムシ類、ハマキムシ類、カメムシ類
エトキサゾ−ル水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:2回
摘要病害虫:ハダニ類
7回目 ◆7月12日◆
シプロジニル水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:21日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病
ダイアジノン水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,000〜1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:6回
摘要病害虫:クワコナカイガラムシ(若令幼虫)、ハマキムシ類、アブラムシ類、ナシグンバイ、アメリカシロヒトリ、モンシロドクガ、
        ナシヒメシンクイ
6回目 ◆6月26日◆
イミアクタジンアルベジル酸塩水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病
クロルピリホス水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,000〜1,500倍
使用期日:21日
総使用回数:3回
摘要病害虫:ハマキムシ類、クワコナカイガラムシ、アブラムシ類、アメリカシロヒトリ、ナシチビガ、シンクイムシ類
クロルフェナビル水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000〜3,000培
使用期日:7日
総使用回数:1回
摘要病害虫:ヨモギエダシャク、ナミハダニ、カンザワハダニ、ニセナシサビダニ
5回目 ◆6月12◆
ピラクロストロビン・ボスカリド水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒斑病、黒星病、輪紋病
トルフェンビラド水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:2回
摘要病害虫:シンクイムシ類、アブラムシ類、ハダニ類、ニセナシサビダニ
4回目 ◆5月15日◆
イミアクタジンアルベジル酸塩水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,500倍
使用期日:14日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病、輪紋病
シラフルオフェン水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:14日
総使用回数:2回
摘要病害虫:シンクイムシ類、ハマキムシ類、カメムシ類
3回目 ◆5月4日◆
シプロジニル水和剤:2,000倍
希釈倍数:1,000〜2,000倍
使用期日:21日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒星病、黒斑病
ジノテフラン水溶剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:前日
総使用回数:3回
摘要病害虫:アブラムシ類、カメムシ類、シンクイムシ類
酸化フェンブタスズ水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000倍
使用期日:7日
総使用回数:2回
摘要病害虫:ハダニ類
2回目 ◆4月26日◆
ジフェノコナゾ−ル水和剤:2,000倍
希釈倍数:2,000〜4,000倍
使用期日:14日
総使用回数:3回
摘要病害虫:黒斑病、輪紋病、黒星病、赤星病
1回目 ◆4月9日◆
プロピネブ水和剤:500倍
希釈倍数:250〜500倍
使用期日:45日
総使用回数:4回
摘要病害虫:黒斑病、黒星病、赤星病、ニセナシサビダニ
DMTP水和剤:1,500倍
希釈倍数:1,500〜2,000倍
使用期日:7日
総使用回数:3回
摘要病害虫:シンクイムシ類、アブラムシ類、クワコナカイガラムシ、ナシホソガ、カメムシ類、ナシチビガ
備考:クワコナカイガラムシの発生が見られたので、殺虫剤を使用しました。 
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